うつ病の症状

うつ状態で一般にみられる症状を示します。早期発見のためにも重要です。

ふだんの自分と違う心身の調子の変化に気づいたら、また周囲の方であれば、いつもと違う相手の様子に気づいたら、一度はうつ病を思い浮かべてください。

1 自分で感じる症状

憂うつ、意欲がない、気分が重い、気分が沈む、悲しい、不安である、イライラする、元気がない、集中力がない、楽しいこと・好きなこともやりたくない、細かいことが気になる、悪いことをしたようにかんじて自分を責める、物事を悪い方に考える、死にたくなる、眠れない、何だかモヤモヤする

2 周囲から見てわかる症状

表情が暗い、涙もろい、反応が遅い、落ち着かない、飲酒量が増える

3 体に出る症状

食欲がない、体がだるい、疲れやすい、性欲がない、頭痛、肩こり、
動悸、胃の不快感、便秘がち、めまい、口が乾く

4 私の場合

憂うつ感や意欲の低下、興味の喪失というような一般的な症状のほかに、特徴的なこととして、「胸のあたりがソワソワして居ても立ってもいられず身の置きどころがない」という症状がありました。
特にうつ病発症から半年程はゆっくり横にもなれず、家の階段を上がったり下ったり、あるいは家の周りをグルグル回ったりして気分をなんとか紛らす行動をとらざるを得ませんでした。

そういう状況を何とかしてもらうために診療内科にも頻繁に通いました。どうしようもなく部屋の片隅で泣いていたこともしばしばです。それはそれはどうしようもなく死んだ方がマシだと思う程の苦しい状況が続きました。主治医にもこうした症状を訴え続けてその都度薬の変更をしましたが、軽減してくれる薬は全くありませんでしたし、今にして思えば主治医も私の辛い症状の核心は分かっていなかったのだと思います。

本当にうつ病の症状というのは人それぞれで一人として同じ症状の人はいないのだと思います。私もネットで様々な人のうつを見てきましたが、私と似ているような特徴のある症状の人はほとんどいなかったように思います。それだけに的確に症状を主治医に伝えることの難しさを感じます。患者の症状を的確に把握することがいかに難しいか、主治医の力量が問われるところです。如何に多くの症例と真剣に向かい合ってきたのかが、その主治医が頼りになるかならないかの分岐点になるのではないかと思います。