木の実 ナナ

演技に歌、ダンスと幅広い才能でドラマやミュージカルなどで活躍する木の実ナナさんもうつを克服した一人です。
木の実ナナさんは嫌なことは翌日に持ち越さないよう毎日を新鮮な気持ちで迎えるように心がけていたそうですが、ある朝突然、嫌なことを引きずっている自分に気づいたそうです。

それが木の実ナナさんのうつの始まりでした。耳鳴り、動悸、めまいなどの症状が酷くなり、人と接することを避けるようになってしまいました。
自分が好きだったものも大嫌いになり自分のことを卑下し始め、当時はバスが走っているのを見ただけでイライラしてしまうほどでした。
仕事柄お客さんやファンの前では笑顔を振りまきながらも、本当はみんな私のこんな作り笑顔を見破っているに違いない、人前で愛想を振りまくのが嫌でしょうがない自分を隠して笑顔で受け答えするというプレッシャーに苛まれながら2年半の月日を過ごしたそうです。

木の実ナナさんのうつの克服のきっかけとなったのは、一人のファンの存在です。そのファンの方は木の実ナナさんがうつだと気づいたのでしょう。1冊の本と共に心療内科医であるそのファンの方の名刺が届けられました。それをきっかけに受診をしてみると更年期性うつ病と診断されたそうですまた、女性のヘアメイクさんにも自分の悩みを打ち明けるとしっかり受け止めてくれて、仕事の現場で爆発しそうになった時には、木の実さんが発散できるようフォローしてくれたそうです
このように周囲が優しく見守ってくれたおかげで徐々にうつが克服できたそうです。

木の実ナナさんは自分がうつ病であることを世間に公表しました。それは、うつ病を克服することは可能だから死んでは行けない。元気が売りで実際そうだったこの私でさえもうつ病になるほど、誰にでもうつになる可能性があるんだ、というメッセージを伝えるためです。

木の実ナナさんは、更年期性うつ病を克服するには誰かに相談することが大切と言います。もし、自分がうつの症状に当てはまると感じるのなら恥ずかしがることはないのです。迷わずに心療内科でも、家族でも悩みを打ち明けるところから克服できるのです。