岸部 四郎

日本のグループ・サウンズで超人気を誇ったザ・タイガースの元メンバーでタレント・俳優の岸辺四郎さんも波瀾万丈な人生を送りながらうつを克服した1人です。

岸辺四郎さんは人気絶頂のザ・タイガーズ解散後もテレビドラマや朝のワイドショー番組の司会で人気を博します。しかし、元々の浪費癖や事業欲がたたって多大な借金を抱えるようになり、自己破産を宣告しました。
そのおかげで、番組も降板せざるを得なくなり芸能活動を自粛しました。

その後、仕事中の熊本で脳出血で倒れ、左目の視力の3分の1を失いました。また、長年連れ添った最愛の妻を亡くすなど辛いことが重なりうつを患いました。
さらに岸辺四郎さんには不幸が待ち受けています。今度はパニック障害を発症してしまったのです。

しかし、岸辺四郎さんはそんな厳しい状況の中でもうつを克服します。それは状況を見かねた友人や近所の知り合い、整体師たちが岸辺四郎さんをサポートする応援団を結成し、食事の世話や車での送迎をしてくれるようになったのです。
この周囲の優しさのおかげで徐々にうつやパニック症が克服されつつあります。

うつ克服には「自分は一人じゃないことを知る」
岸辺四郎さんが言うには、うつの克服には、「自分は一人じゃない、絶対にどこかで誰かが自分のことを気にかけてくれる人がいるということを知ることが大切」だと言います。
またブログを立ち上げたおかげで、社会との関わりを持つようになり、そのブログのコメントで大いに勇気づけられ、うつが克服されたという話です。
うつになると1人になった気分で、考えなくていいことを1人でくよくよと考えこんでしまいます。うつを発症したと感じたら、1人でいることは避け、なるべく誰か信頼のおける人に見守ってもらうということが大事かもしれませんね。

そんなうつを克服した岸辺四郎さんは、2013年の年末にはザ・タイガースのライブツアーの最終日、東京ドーム公演に車いす姿で登場し、メンバーが見守る中、「イエスタディ」を熱唱し元気な姿をファンの前で見せています。