生田 悦子

萩本欽一さんが手がけた伝説のバラエティ番組「欽ドン!良い子悪い子普通の子」の良いOLを演じてお茶の間で人気になった女優、生田悦子さんも更年期性うつ病で苦しみ、克服した1人です。
その治療のため一時はテレビから姿を消しましたが、今ではその経験を活かしてうつ病の克服方法や体験談について講演活動を行うなど活躍しています。

生田悦子さんは更年期にさしかかり体調に異変を感じ始めました。それは更年期の特徴である、周囲の状況に関係なくのぼせたり、汗を大量に掻いたり、ほてったりするホットフラッシュと言われる症状が現れるようになったのです。
女優という仕事にとって汗を掻くのはとても不利益なことで、それを理由に女優をやめてしまいます。ホットフラッシュの発汗のせいで女優業を諦めたことによる後悔で自分を責めて死んでしまいたいという自殺願望がひどくなり、相当精神的に落ち込んだようです。

そんなうつに悩む生田悦子さんがうつを克服するきっかけとなったのが「考え方を変える」ことでした。
生田さんの性格は過去に「良いOL」役をやったことがあるように真面目で、何事も真剣に取り組んできました。その性格を「いい加減でいいじゃないか、好きなことだけやって生きて行こう、それで離れていく人はそれでいいじゃないか気楽に行こう」という考え方に変えてみたのです。有名な歌の「ケセラセラ(なるようになるさ~)」のようにあっけらかんと今を楽しんで生きることがうつの克服に繋がったと言います。

このようにうつは真面目な性格の人に発症しやすい傾向があります。うつの克服には思いつめて悩むよりも、そんな悩みは忘れてしまう気楽さが大事なのでしょう。また、生田さんが陥ったように更年期などで自分の体調や老化などの変化がその人を追い詰めることもあるでしょう。その時は「ケセラセラ」と唱えて、川の水が流れるように変化を受け流すことが大切だと感じます。