子供の入院・手術

   

長男の入院の日である。
物心つかない時にも手術をしたが、
今回はそれとは違うので、子供も子供なりに考えることがあるだろう。
手術室に入っていく姿を遠く見ていた。

手術当日、私も会社を休み、ドキドキしていたが手術も無事終了、
大成功であった。
6時間ほどはかかったであろうか。
専門的なことは良く分からないが、バッチリ上手くいったようだ。
何でも、大きいサイズのほうを選んで使用した、と先生は言われていた。
先生ありがとうございます。

本当に良かった。
成功するとは信じていたが、自分の力では如何ともしがたいので、
先生を信じて、
子供の体力を信じて、
そして、無事、成功したのである。

手術の後、なかなか熱が下がらず心配していたが、
程なくして平熱に下がってほっとした。
子供の頑張りも見事だった。
本当に子どもは頑張ったと思う。
自分の子供ながら、どこにそんな力があったのだろうか。
私だったら、ここまで頑張れたか分からない。

熱が出ても懸命に食べていた。
食欲もなかっただろうに、周りに心配をかけないかのように、
淡々と食べていたなあ。
そして何事も無いかのように元気に振舞って生活していた。

その姿勢は、親としても見習わなければならない。
私も高校生の時、大病をして親に心配をかけてしまった。
私は頑張って治療をしただろうか。
親に心配かけないように必死で治療をしたろうか。
子供を見ていたら、親の私がいろいろ教えられているようで、
子供も大きくなったと思う。

それにしても、長男の性格は誰に似たのだろうか。
両親には似てなような気がする。
キャラが立っているとは、この子のことを言うのだろう。
親にはないものを持っているようだ。
それが何なのかは、一言では表わしにくいが、
やはり、キャラが強いと言うしか表現のしようがない。

私は、オトナシカッタナ。
ほんと、子供の頃は冗談の一つも言えなかった。
大学に入ったころには、人並みに話せるようにはなったと思うが、
今でも人前で話すのは苦手である。

少人数であれば大丈夫なのであるが、
大人数になると緊張するんだのね。
まあ、これは誰でもあることなんだけど。

でも長男は少なくとも私よりは度胸がいいようだ。
どんな状況でも、それに打ち勝つだけの精神力を持っているようだし、
対応力もあるようだ。
何よりも面白い。
本人は真面目なのだと思うが、言動が面白いのである。
この面白さは天性のものなのだが、誰に似たのだろうか。
そして、だんだん健康オタクになっている。

 - うつ病闘病日記