窓口業務を離れて

   

昨年12月の大失敗から窓口から外されたが、結果的には
気が楽になって良かったと思う。元々うつ病患者には無理
な仕事だったのだ。

課長には期待に応えられず申し訳ないとは思うが。そうい
えば、課長には本当にお世話になった。私はいてもいなく
ても同じだと考えがちになっていた私に、君は十分この課
の戦力になっているよと何度となく言ってもらえた、どれ
ほど心の支えになったか分からない。

今の課長がいなかったら復職できなかったかもしれない。
私にとってはラッキーだった。違う上司だったらここまで
配慮はしてくれなかったかもしれない。いや、いろんな話
を聞くと配慮してくれなかった可能性の方がはるかに高か
ったと思う。

うつの人が仕事を続けられるかどうかは、このような偶然
のラッキーがあるかどうかは重要だろうと思う。偶然では
あるがそこが一番重要であることがこの病気の難しさにつ
ながっている。

復職に失敗している人は職場がうつを考慮してくれていな
いことが多いのではなかろうか。同じ職場で同じ仕事をす
れば、これは誰が見ても失敗するだろう。しかしこれを理
解してくれている人は少ないのが現実である。

復職するという事は病気が治ったからなので、以前と同じ
仕事は当然できるだろう、という人、理解していない人が
ほとんどのような気もする。

実はそうゆう私も元気な時は理解していなかった。うつと
いうのは、なってみないと分からない、という結論に行き
着いてしまう。

ほとんどの会社が復職にあたってはなぜか休職した時の職
場に限っていることはその現れだろうと思う。うつを経験
したものから言わせれば、そういうことは考えられないの
である。復職にあたってのこういう制度を作った人は全く
うつを理解していないと断言できる。そして会社もうつの
人はいらないのである。

うつが一般社会に理解されてきているというのはある意味
嘘だろうと思う。
理解されてきたというのであれば、それはうつが治りにく
く再発しやすいので、やめてもらおう、ということであろ
う。

本当に生きにくい世の中になってしまったなあと思う。
昔はそうではなかったのではないかなあ。まあ昔のことは
良く知らないが今のようながんじがらめの制度はなかった
のではないかなあ。

うつの人が増えてしまったこともその原因なのだろう。
千人に一人であればそれ程業務に影響はないだろうが、
これが百人に一人になれば状況が違ってくる。
会社はその存続を維持するためにうつの人はいらないの
である。

 - うつ病闘病日記